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TERECO

米原式ベストハンドレッド2024

今年は本当に時間がなかったので、補足はすべてYoutubeチャンネルTERECOでポッドキャスト配信予定。

https://www.youtube.com/@tereco9635


  
100位
世界は経営でできている
岩尾俊兵
  
99位
BAD HOP

  
98位
THE TORTURED POETS DEPARTMENT
Taylor Swift
  
97位
Palworld
製作: ポケットペア
  
96位
ウツロマユ
製作: レジスタ
  
95位
ソフトウェア開発現場の「失敗」を集めてみた
出石聡史
  
94位
サクラキミワタシ
tuki.
  
93位
おしえて!オカルト先生

  
92位
guidance
YZERR
  
91位
預言者ラエル 異星人からのメッセージ
監督: アントワーヌ・バルダッサーリ、マニュエル・ギヨン
  
90位
国立西洋美術館「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?――国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」

  
89位
ロ・ギワン
監督: キム・ヘジン
  
88位
ウトロー事件
監督: セルジュ・ガルド
  
87位
ソンサン 弔いの丘
監督: ヨン・サンホ
  
86位
カリブ海序説
エドゥアール・グリッサン著、星埜守之・塚本昌則・中村隆之訳
  
85位
teach me how to drill
Lil Mabu feat. Fivio Foreign
  
84位
呪葬(頭七)
シェン・ダングイ
  
83位
地元の唄Remix

 
82位
ミシェル・ルグラン サブスクリプション解禁

  
81位
板橋区美術館「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」

  
80位
ゴースト・アンド・レディ
脚本・歌詞: 高橋知伽江、作曲・編曲: 富貴晴美
  
79位
Ravel in the forest
ベル・チェン
  
78位
After Dark
GOSTAR Plugg
  
77位
孵道
製作: 法螺会
  
76位
京城クリーチャー
監督: チョン・ドンユン
  
75位
思想2024年12月号 フランクフルト学派と社会研究所100年

  
74位
歴史学はこう考える
松沢裕作
  
73位
Dina Ayada

  
72位
A Bar Song
シャブージー
  
71位
Weird
CHiNO
  
70位
Whiskey Blues
Tanner Adell
  
69位
講演2 「日本人の読み書き能力1948年調査のナゾ」(横山詔一)/第18回NINJALフォーラム
横山詔一
  
68位
数学としての世界史
加藤文元
  
67位
Austin
Dasha
  
66位
バルザック研究 アラカルト
谷本道昭
  
65位
Amiri Star
TOFU、MIKADO
  
64位
empathogen
WILLOW
  
63位
Sayso Says
che
  
62位
千葉雄貴

  
61位
For What It’s Worth
Corey Lingo
  
60位
女の子のための西洋哲学入門
メリッサ・M・シュー+キンバリー・K・ガーチャー編、三木那由他+西條玲奈監訳
  
59位
思想2024年10月号 スポーツ論の現在

  
58位
「レイヤーとキャラクター : いよわのアニメーションについて」『ユリイカ 特集 いよわ』
米原将磨
  
57位
TOKYO世界

  
56位
バトラー入門
藤高和輝
  
55位
日本近現代文学史への招待
山﨑義光他編
  
54位
The Crossroads
Cordae
  
53位
COWBOY CARTER
ビヨンセ
  
52位
distance
FARMHOUSE
  
51位
LIVE IN YAMADA
PAZU
  
50位
韓国、男子 その困難さの感情史
チェ・テソプ
  
49位
てけしゅん音楽放送局

  
48位
「右翼雑誌」の舞台裏

  
47位
東大ファッション論集中講義

  
46位
オッペンハイマー

  
45位
N&A Art SITE 李晶玉個展「アナロジー:三つのくにづくりについて」

  
44位
11/15(金)カラダが聴きたい。ココロ、動きたい 山下Topo洋平コンサート @ティアラこうとう小ホール
山下Topo洋平
  
43位
Charlu

  
42位
ネット怪談の民俗学

  
41位
CHROMAKOPIA
Tyler the creator
  
40位
ラランドのサーヤ

  
39位
Run Now
Kamui & swetty
  
38位
AIRIE

  
37位
ブッダという男
清水俊史
  
36位
21世紀の自然哲学へ
近藤和敬
  
35位
The death of Slim Shady
Eminem
  
34位
4batz

  
33位
TXQ FICTION
演出: 寺内康太郎、近藤亮太
  
32位
鮎川ぱてさんゲスト出演! 登壇者=江永泉 司会=米原将磨 音楽批評って難しくない?2 ── ボーカロイド音楽論とセクシュアリティめぐって
鮎川ぱて、江永泉、米原将磨
  
31位
コード・ブッダ
円城塔
  
30位
水彩画
劇団「普通」
  
29位
Pillow man再演

  
28位
テレ東Biz

  
27位
離婚伝説

  
26位
Creepy Nutsの国際的な展開

  
25位
理性の呼び声
スタンリー・カヴェル

  
24位
はじめての近現代短歌史
高良真実

  
23位
Deleting Pictures
Jorjiana
  
22位
きみの色
山田尚子監督

  
21位
間隙を思考する
田崎英明
  
20位
マネジメント神話 現代ビジネス哲学の真実に迫る
マシュー・スチュワート

  
19位
東洋医学はなぜ効くのか
山本高穂、 大野智

  
18位
めくるめく数理の世界 情報幾何学・人工知能・神経回路網理論
甘利俊一
  
17位
シュミット『政治的神学』訳者解説
権左武志
  
16位
ルポ国威発揚
辻田真佐憲
  
15位
墓破
監督: チャン・ジェヒョン
  
14位
ミン・ヒジン vs. HYBE

  
13位
Beethoven Blues
Jon Batiste
  
12位
Doechii

  
11位
Ella Langley

  
10位
一兆円を盗んだ男
マイケル・ルイス
  
9位
ナミビアの砂漠

  
8位
The Whitney
Yoshi. T
  
7位
Kendrick Lamar

  
6位
ルックバック
監督: 押山清高
  
5位
ライオン(ミュージカル)
脚本・作曲・作詞 ベンジャミン・ショイヤー、主演: 成河
  
4位
ラストマイル
監督: 塚原あゆ子、脚本: 野木亜紀子
  
3位
三宅香帆

  
2位
虎に翼
脚本: 吉田恵里香
  
1位
Kohjiya

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南礀中題

What is actually middle class in USA ?

Background:

With the 2024 presidential election coming up, people are talking more about the American middle class. I got curious about who the middle class actually includes in the U.S. today, so I used ChatGPT-4 to publish a quick summary.

In contemporary American political science, the ‘middle class’ refers to a socioeconomic group positioned between the working class and the upper class. Defining this group involves various factors, including income, education, occupation, and lifestyle.

Income-Based Definitions:

The Pew Research Center defines middle-income households as those earning between two-thirds and double the national median household income. Based on 2021 data, this translates to an annual income ranging from approximately $52,000 to $156,000 for a household of three. This range adjusts based on household size and cost of living in different regions.

Educational Attainment:

Middle-class individuals often possess at least a high school diploma, with many holding bachelor’s degrees. Higher education levels are associated with better job prospects and higher income, contributing to middle-class status.

Occupational Status:

Occupations commonly associated with the middle class include professionals, managers, educators, and skilled tradespeople. These roles typically offer stable employment, benefits, and opportunities for advancement.

Wealth and Assets:

Beyond income, the middle class is often characterized by asset ownership, such as homeownership and retirement savings. These assets provide financial security and contribute to economic stability.

Challenges in Definition:

It’s important to note that the definition of the middle class can vary based on factors like geographic location, cost of living, and personal perceptions. Additionally, economic shifts and policy changes can influence the size and stability of the middle class over time.

For more detailed information, you can refer to the Pew Research Center’s report on the American middle class.

References:

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南礀中題

Des élections législatives au Japon

Si un type pense comme moi mais j’aime pas sa façon de parler ou son attitude, je dois quand même voter pour lui ?

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南礀中題

Personne ne saisit le VCS

VCS marche bien, mais pourquoi je dois passer toute ma vie à expliquer pourquoi changer tout le temps les noms de fichiers, c’est pas toujours la meilleure option pour gérer les docs…

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南礀中題

En colère

En fin de compte, peu importe à quel point j’ai cherché à apporter du soutien et à prendre en considération les sentiments des autres, il y a toujours quelqu’un qui souffre à cause de ceux qui imposent une pression psychologique injuste à travers les relations humaines dans une organisation, et les sentiments de différentes personnes finissent toujours par être réduits en cendres. Et je me rends compte que cela me met vraiment en colère.

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南礀中題

la fraude académique dans la recherche littéraire

Qu’est-ce que la fraude académique dans la recherche littéraire ? Parfois, je ne le comprends plus.

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米原将磨

『呪術廻戦』のミゲルとフランス語圏アフリカンカルチャーについて

Twitter(X)を見ていて、やたら芥見下々が批判されていて驚いた。ミゲルが呪術師として強いのは黒人的身体が特殊だからというステレオタイプが描かれているという。ミゲルの初回登場シーンをよく覚えていて、芥見がそんな不用意な表現をするのだろうかと訝しんだ。『ジャンプ』を購入して該当箇所を読んでみると、全くそんなことはなかったので念のため記録しておく、ということにかこつけてそもそも論点に強く違和感を覚えたのでその点についても書いておく。

ざっくりいうと、五条がミゲルの能力の高さについて評価するときに「その中で日本では珍しい骨格(フレーム)筋肉(フィジカル) を持つミゲルが呪力強化を備えているだけでこっちとしては脅威なわけ」と、明確に人種的ステレオタイプに基づいた発言をする。骨相学と人種差別が結びついた時代そっくりの言い回しだ。しかし、芥見はそこまで無神経な作家ではない。

ミゲルは次のように反論する。

芥見下々「呪術廻戦 第225話 人外魔境新宿決戦㉗」『少年ジャンプ』2024年18号 より

実際、ミゲルは作中で五条の好敵手だった夏油の味方をしていた海外出身の呪術師として登場してきた。そのときから、五条を抑え込む高い能力を示すキャラクターとして描かれ、そこには外見的特徴についてやたら言及されたりすることはなかった。五条は能力の設定が作中で「最強」であるがゆえに、時に危うい言及や行動をしてしまい、物語の中でのキャラクター特性を際立たせてきた(その果に死んでしまう)。なので、今回の五条の発言は、ミゲルが反論しているがゆえに、そうした「危うさ」の表現として十分に理解できるものだ。会話の続きをみても、五条は「ごめん」と謝罪しているし、その危うさと素直さが彼の特徴であったはずだ。

とはいえ、アフリカ系の呪術師ができているのに対してその解像度の低さを批判する人がいたとしたら、それはある程度まで有効だ。フランス語圏の名前をもつアフリカ系の人間を登場させ、ブードゥーを適当にマッシュアップした適当アフリカンスピリチュアルカルチャーじゃん、といった具合に。しかし、そんな批判に意味があるのかはよくわからない。そもそも、日本ではフレンチアフリカンカルチャーそのものがほとんど注意を払われていない。ヒップホップを好きな人がアメリカンアフリカ文化について関心をもつとしても、フランス語圏アフリカンカルチャーについて興味をもつのだろうか。差別を声高に指摘することは大事なことだとは思うものの、自分が隠された構造的差別に加担し続けていることに気づくことは難しいものだ。ミゲルの久々の登場を気に、単に批判に同調するのではなく、フランス語圏アフリカに関心をもつのもよいだろう。

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フランス語圏カリブ海文学小史―ネグリチュードからクレオール性まで https://amzn.to/3xnt7Xx

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米原将磨

「ネット民を味方つけ」

guidance(Yzerr)を聞いていて思うのだが、この人は本当にカスタマー対応とマーケティングを読むのがうまいな、と思った。というのも、こんな例をみたからだ。

FFEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD(舐達麻)のYoutubeコメント欄で、長文レビューがついていると「ネット民と同じこと言ってるwww」という返信がついてた。言うまでもなく、おそらくこのやりとりをしている当事者は会ったことすらないだろう。つまり、ネット上でやりとりしかしていないのに、Yzerrの熱心なファンは自分のことを「ネット民」と思ってはいない、「リアル」な人間だと考えているし、そのような人々を味方につけるストーリーテリングなど含めて実に見事だと思った。

なお、このビーフについては、正直なところ「けんかはよくない」以外に言うことがあまりない。

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米原将磨

遠アーベル幾何学とスピノザ

数論や圏論のアマチュアが論文の読み方を辛うじて覚えたまま、遠アーベル幾何学に基づいたIUTの論証をなぞった時の衝撃。「私が知らないだけで、これはきっと何かの論証の過程なのだろう」と思っていたことが、アルゴリズム的な操作の厳密な定義で、証明そのものがたったの数行で終わっているのだ!

私たちは、このことを別の形でよく知っている。それはスピノザの『エチカ』と全く同じやり口だからだ。スピノザがアルゴリズムを解いているという観点を私はこのようにして手に入れた。よくある対比もここで補足しておくと、ライプニッツはアルゴリズムそのものについて思考した。スピノザはアルゴリズムそのものをやってのけた。なんとも美しい二人だ。

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米原将磨

ポストヒューマニズムどころか、ヒューマニズムも近代もはいまだ終わっていないという言葉の危険さについて

ポストヒューマニズムに対して、40-50代の人文系の研究者は、ヒューマニズムが、それどころかモダンが始まってすらいない、ということをまことしやかに語る。私はこれは危険だと思う。

こうした倫理を要請する語りは、常に自分とその仲間(だと思っている)が不愉快だと思っている者たちに「責任」を押しつけるために「近代的な主体、つまり責任を有する主体すらいまだ厳密には来ていないのだ」というロジックを持ち出すことが前提になっているきらいがある。

たとえば、ケアとセットで再度「中動態」のブームがあったものの、結局は「この曖昧な責任の所在の中で何を責任とするか定義するか」という責任をめぐる問いの新たなゲームの切り口に過ぎなかったわけだ。

そしてそれは、古くからある宗教的なテーマがなぜ今でも人々の間で常に問題になることの繰り返しでもある。私たちはいつも誰かのせいにしたいのだ。そして、誰かのせいにしてもままならないこの世界に対して死ぬほどに苦しむのだ。キリスト教にも仏教にも罪という概念があり、それは同じことについてのバリエーションと言える。つまるところ、誰かのせいにしたい欲望についての切り口の差に過ぎない。

自分の徹底的な醜さを見つめたときに大西巨人が言った意味での「俗情との結託」、つまり、「誰かのせいにしたい」の一般化、「あいつらがすべてをだめにしている」の問題に初めて向き合うことができる。

気をつけれなければいけない。誰かのせいにしたいほど、全部クソなのは当たり前だ。忘れてはいけない、自分がまずもってクソ喰らえなのだ。