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佐藤正尚 南礀中題

2022年4月23日、24日

前の日、友人から電話がきて散歩帰りに一杯で済むはずもなく1リットルくらいビールを飲んで、しめにウィスキーを飲んだ。仕事のことで憂鬱になり、3時に就寝。

次の日、山下Topo洋平チャンネルオフ会に参加。懲りずにビールを飲んで体調を整え、大変愉快な時間を過ごす。チャランゴを生まれて初めて弾かせていただいた。真ん中の弦だけ、オクターブの違う弦が2本あり、興味深かった。久しぶりに純粋に、ギターが弾きたくなった。ケーナも会場にいた人に貸してもらって吹いたてみた。15分ほど努力を重ね、少し音が出た。面白い楽器だ。

しめやかに撤収作業が続く中、酔った勢いでRentのSeasons of LoveをiPhone で流すと、山下さんの興が乗り、一緒に歌うことになった。いい思い出。

帰りは、確かもうビールとワインをかなり飲んでいたので眠く、二次会会場で少し寝てから、復活。人生の諸事について話す。

何時かわからない時間に解散し、3次会にゲンロンカフェに向かうことに。SF講座の打ち上げをやっていたそうで、みな楽しくやっていた。毎年賞を獲る人は面白い作品を書くので今年も楽しみ。

7:00くらいに解散して、山手線をたぶん一週してしまった。王子駅で劇団普通の「秘密」千秋楽を見に行ったのだが、朝ご飯で食べたスタバのワッフルが完全に胃の中で処理できず、トイレに篭ったまま戦う羽目に。ひとしきり吐瀉したあと水で口を濯ぎ、トイレで顔を洗い、ミンティアで口臭をなんとして、途中から観劇。「秘密」のいいところは、1時間あとから見た時点でもおおよその話の内容を全て理解できる構成のシンプルさにもかかわらず、登場人物たちの日常の過剰なセリフの横溢があり、見るものを圧倒させるところだ。平田オリザ「東京ノート」的なところがありながら、その背後にはほんとうに日常しかない、つまり、真に日常的なことだけが危機的であるというリアリズムはとても好みだった。

電車の中ではひたすら吐き気をこらえつつ、帰り、家で突っ伏して寝続けた。